ワインをもっと身近に|ワインプラスワン(wineplusone) : ワインの生産者 : ダック・ポンド・セラーズ

ダック・ポンド・セラーズ

ダック・ポンド・セラーズは、フリーズ・ファミリーのダッグと彼の妻、そして3人の子供により、1993年に創立された家族経営のワイナリーです。「ダック・ポンド」という名は、ワイン造りを始めた時のわずか5ヘクタールの土地の名前に由来します。
ダック・ポンド・セラーズを語る時に忘れてはならないのが、息子の一人であるグレッグ。彼は、世界最高峰のワイン・シンクタンクでもあるカリフォルニア大学デービス校(UCデイヴィス)にて発酵学の学位を修め、やがて卒業後は、創立当時よりダック・ポンドの醸造責任者に就任します。
オレゴン・ワイン・アワードにおける【ダブルゴールド】の受賞、更には、北米西海岸有数の費用対効果が認められ【ベスト・オレゴン ピノ・ノワール】を受賞した際には、「フランス・ブルゴーニュの数万円クラスに引けをとらない素晴らしい一本」とコメントされるなど、彼の確かな手腕により、その高いコストパフォーマンスが広く賞賛されるに至ります。
後の2007年に後任の醸造家を迎え入れるまで、グレッグは多くの時間をセラーとぶどう畑で過ごしました。現在のダックポンドは、ワインの更なる品質向上に向け、ぶどう栽培の管理にも一層と力を入れますが、それを他の誰に任せるでもなく、自らの身体と目をもって確かめ続ける人物も、当のグレッグ。ワインの高いクオリティを維持する為に、栽培から醸造に至るまでの全工程に目を行き届かせるべく、父のダッグと共に、ぶどう栽培の管理にもあたります。
現在、ダックポンドが所有するぶどう畑は、ブルゴーニュ、カリフォルニア、ニュージーランドと共にある「ピノ・ノワールの世界四大銘醸地」、オレゴン州のウィラメット・ヴァレー地区に約110ha、カリフォルニア州境に程近い同州のアンプカ・ヴァレー地区に約140ha。ピノ・ノワール以外のぶどう品種に適した栽培環境を求め、オレゴンの北に位置するワシントン州ワールーク・スロープ地区に約220haの自社畑を構えます。
ちなみに、それらピノ・ノワールを除くワインからも注目の品々が生み出されており、「ソムリエ世界一」の称号を持つ田崎真也氏が最高点【18.5/20点】をつけたフランス・ローヌ系品種や、人気コミック「神の雫」に掲載された北イタリア系品種のワインもそこに含まれます。
いずれも、確かな質の果実に加わるダックポンドの秀でる醸造技法が裏付けられてのことです。


dp004
クリアでストラクチャーに優れたピノ・ノワール

ダック・ポンド・セラーズ ピノ・ノワール

チャーミングな果実味、濃厚な旨味、綺麗な酸味をもった、クリアでストラクチャーに優れたピノ・ノワール。...  詳細はこちら 
dp001
りんご、バニラ、シナモンの心地よい香りと豊かなボディ

ダック・ポンド・セラーズ シャルドネ

高品質ワインが続々と生まれるアメリカ・ワシントン州のコロンビア・ヴァレー地区。その中でも最も暑く乾燥したエリアがワールーク・スロープ地区であり、その高級単一畑産...  詳細はこちら